河童のクゥと夏休みは、原恵一が
原作の絵本に出会ってから20年来も企画を温め、
製作に5年をかけた渾身の作品。
河童から自然を奪い、絶滅の危機に追いやった申し訳なさに、
思わず胸が痛むはず。。。。。
家族愛、子供のいじめ問題なども織り交ぜた、
ほろ苦くも爽やかな感動作。

河童のクゥと夏休みのあらすじ・・・
夏休み前のある日、康一は学校の帰り道で
大きな石を見つける。石を持ち帰り水で洗うと、
中からなんと河童の子供が!人間の言葉を話し、
何百年も地中に閉じこめられていた河童を、
康一は鳴き声から「クゥ」と命名。
最初は驚いた両親や妹もクゥを受け入れ、家族だけの秘密にして
一緒に暮らし始める。だがそんなある日、
クゥが突然「仲間のところへ帰る」と言いだす。
康一はクゥを連れ、河童伝説の残る岩手県・遠野へ向かうが…。
河童のクゥと夏休みの感想
「河童のクゥと夏休み」は、環境問題、いじめ問題や
様々なテーマを盛り込んでいますが、
決して押し付けがましさや説教臭さは一切無く、
観客に自然に考えさせるような感じでした。
河童のクゥと少年・康一の友情物語がメインでしたが
少年の初めての一人旅や淡い恋などがリアルに描かれていて
誰もが懐かしさを感じてしまうでしょう。
しかし、原監督が一番描きたかったのは
「礼儀」なのではないでしょうか
江戸時代生まれの仔河童「クゥ」は、誰に対しても
とても礼儀正しく、クゥは、人間以上に素直に恐れ、
悲しみ、そして感謝する。。。。。
我々が住む世界でも礼儀は息づいているが、
果たしてここまで誰に対しても感謝の念があるでしょうか。
そして、嫌なものは嫌とハッキリ言える強い心に打たれました
この世の生きとしゆける者、そうでない物にたいしても
「ありがとう」と素直に言える世の中にしていけば、
きっと我々が抱える問題は少しづつ変わって
行くのかも知れませんね。。。
ちょっと、小さい子には少々退屈かも知れません
全体的にホームドラマ的展開なので淡々としていましたが
ちょっとショッキングなシーンもありドキッとしました。
小学生以上中学生未満が対象なんおでしょうか
小さいお子さんにはショッキングなシーンも・・・・
大人は頭空っぽにして観た方がいいでしょう。
河童のクゥと夏休みは、緻密で深い内容の脚本で、
面白かったのですが上映時間が
2時間18分と言うのはちょっと・・・・
それと、背景が滅茶苦茶、綺麗ですばらしかったのに、
なんで 「人物画」があんなにも荒かったのでしょうか?
ジブリみたいな緻密差はいらないけど、もっと
丁寧に描いてもよかったのでは・・
特に劇中のパトカーなどは「デッサンしたの?」と
想われる出来で それがちょっと残念です。
河童のクゥと夏休みは意外とダークな面を、物語の中に多く
感じました特に、劇中描かれる人間達の関係性は、
大人にとって、時々「ぞっ」としたりする場面もあり
昔、東映まんがまつりとかのメインを張る映画なんかも
大人が真剣に子供映画を作っていたせいか、
大人になって見返すと、当時とは全く違う
感想を持ってしまったりします。
そんな、大人と子供、それぞれ違う感動が残る映画でしょう
しかし、何か大事なものを思い出させてくれる映画でしょう
ウチの息子を含め子どもたちは、クゥのあどけない仕草や、
歩き方が面白かったみたいで笑ってました。
ぜひ親子で見に行ってください!
人間の持つ「笑い」「喜び」「悲しみ」「怒り」といった感情を全て
引き出してくれるので、観た後も心の中に映画の力、
と言うか余韻がしばらく残り続けました。
是非、河童のクゥと夏休みは劇場でごらんになってください。
河童のクゥと夏休み
監督 原恵一
製作総指揮 -
原作 木暮正夫
脚本 原恵一
音楽 若草恵
声の出演 田中直樹 、西田尚美 、なぎら健壱 、ゴリ 、
冨沢風斗 、横川貴大 、松元環季 、植松夏希
仮面ライダー電王の映画はまもなく公開されますね。今回はどんなストーリーでしょう。
たのしみですね♪
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